相川七瀬/彼女と私の事情のAメロでも採用されているコード進行のパターンと分析

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コード進行

F# | F# B | F# | F# |
F# | F# B | F# | F# |
C# | B A E | F# | F# |

ディグリーネーム

Ⅰ | Ⅰ Ⅳ | Ⅰ | Ⅰ |
Ⅰ | Ⅰ Ⅳ | Ⅰ | Ⅰ |
Ⅴ | Ⅳ ♭Ⅲ ♭Ⅶ | Ⅰ | Ⅰ |

機能

T | T SD | T | T |
T | T SD | T | T |
D | SD T SD | T | T |

分析

今回はF#の長調を軸に、マイナー・ペンタトニック・スケールに沿ってコードが移動する、明るく力強さのあるコード進行です。マイナー・ペンタトニック・スケールは1度、短3度、完全4度、完全5度、短7度からなる音階で、ブルースやロックのリフやアドリブでよく耳にすることができます。
まず、1~4、5~8小節目では「Ⅰ→Ⅳ→Ⅰ」とコードが進行します。これは主要和音のトニックⅠからサブドミナントⅣへと移り、サブドミナント終止で終止感が希薄なままⅠへと戻る進行です。
次に、9~12小節目では「Ⅴ→Ⅳ→♭Ⅲ→♭Ⅶ→Ⅰ」というコード進行が登場します。これら各コードのルート音は、マイナー・ペンタトニック・スケールに基づいています。またⅠ、Ⅳ、ⅤはF#の長調の、♭Ⅲ、♭Ⅶは短調のコードにあたり、これらはそれぞれの調においてメジャー・コードとなります。
そしてその結果、9~12小節目では同主両調のメジャー・コードが入り混じり、異質な明るさを持つロック風の攻撃的な雰囲気が生まれています。こうして、コード進行は次のブロックへと進んでいきます。

まとめ

今回のコード進行では、マイナー・ペンタトニック・スケールに基づいたコードの移動と、12小節をひとまとまりとするコードワークが印象的でした。これらのスケールや小節数はブルースやロックでは定番となっています。そのため、こういったジャンルの雰囲気を作り出したい場合、これらの要素をどれだけ盛り込めるかが重要になってきます。

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kdm

kdm

1987年東京都生まれ。夏は潮の香りで南国気分、青空が綺麗な千葉県在住。コードを愛でたいプログラマ/システムエンジニア/スクラムマスター/作曲家。10代の頃、趣味のゲーム/ゲーム音楽と、偶然触ったアコースティックギターがクロスオーバーし、作曲の面白さと奥深さに気付く。その後、想ったことや感じたことを音楽で表現することに興味を持ち、作曲の技法を学び始める。作曲のあまりのハードルの高さに何度も挫折したが、めげずに試行錯誤しながら作曲の技法を学び続けた。その結果、作曲をお願いされるようになり、作曲家の端くれに。本業も音楽も花開いたボロディンが憧れ。サイトを通じて、音楽に関して学んだこと、思ったことを共有したいです!

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