aiko/SeptemberのBメロでも採用されているコード進行のパターンと分析

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コード進行

Em7 A7 | D7 G D/F# |
Em7 A7 | Dm7 G |

ディグリーネーム

Ⅵm7 Ⅱ7 | Ⅴ7 Ⅰ Ⅴ/Ⅶ |
Ⅵm7 Ⅱ7 | Ⅴm7 Ⅰ |

機能

T(属調のトゥーファイブ進行の起点Ⅱm7) SD(Ⅴに対するD) | D T D/D |
T(属調のトゥーファイブ進行の起点Ⅱm7) SD(Ⅴに対するD) | D(下属調のトゥーファイブ進行の起点Ⅱm7) T(下属調のトゥーファイブ進行のⅤ) |

分析

今回はGの長調を主調とした、属調や下属調のトゥーファイブ進行やセカンダリー・ドミナント、そしてオンコードが登場する、優しい雰囲気の繋ぎのコード進行です。
まず、1、2小節目では「Ⅵm7→Ⅱ7→Ⅴ7→Ⅰ→Ⅴ/Ⅶ」とコードが進行します。このうち、「Ⅵm7→Ⅱ7」は属調のトゥーファイブ進行「Ⅱm7→Ⅴ7」です。また、Ⅱ7はセカンダリー・ドミナントでもあり、ドミナントのⅤ7を導いています。そして、Ⅴ/Ⅶはオンコードにより転回形となっており、コードが上昇しつつベースは下降し(反行)、3小節目のⅥm7へと進んでいます。
次に、3、4小節目では「Ⅵm7→Ⅱ7→Ⅴm7→Ⅰ」というコード進行が登場します。こちらでは、下属調のトゥーファイブ進行風のカデンツ「Ⅴm7→Ⅰ」(Ⅱm7→Ⅴ)が現れています。そして、ここではⅠがⅣを導くドミナントとして機能しており、コード進行を引っ張っていきます。

まとめ

今回のコード進行では、「Ⅵm7→Ⅱ7」や「Ⅱ7→Ⅴ7」、「Ⅴ7→Ⅰ」や「Ⅴm7→Ⅰ」という、完全4度上(5度下)の関係にあるコードから成るカデンツが印象的でした。これらは、様々な調のトゥーファイブ進行やセカンダリー・ドミナント、ドミナント終止に由来しています。こういったコード接続テクニックは、ジャズに由来するコード進行で頻繁に見かけることができます。

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kdm

kdm

1987年東京都生まれ。夏は潮の香りで南国気分、青空が綺麗な千葉県在住。コードを愛でたいプログラマ/システムエンジニア/スクラムマスター/作曲家。10代の頃、趣味のゲーム/ゲーム音楽と、偶然触ったアコースティックギターがクロスオーバーし、作曲の面白さと奥深さに気付く。その後、想ったことや感じたことを音楽で表現することに興味を持ち、作曲の技法を学び始める。作曲のあまりのハードルの高さに何度も挫折したが、めげずに試行錯誤しながら作曲の技法を学び続けた。その結果、作曲をお願いされるようになり、作曲家の端くれに。本業も音楽も花開いたボロディンが憧れ。サイトを通じて、音楽に関して学んだこと、思ったことを共有したいです!

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