あんしんパパ/はじめてのチュウのAメロでも採用されているコード進行のパターンと分析

2分で読めます。

コード進行

E | A | A/B | E |
E | A | A/B | E |

ディグリーネーム

Ⅰ | Ⅳ | Ⅳ/Ⅴ | Ⅰ |
Ⅰ | Ⅳ | Ⅳ/Ⅴ | Ⅰ |

機能

T | SD | SD/D(Ⅳadd9でもある) | T |
T | SD | SD/D(Ⅳadd9でもある) | T |

分析

今回はEの長調を主調とした、穏やかで不思議な優しさのあるコード進行です。テクニックとしては、オンコードと転回形、テンション・コードが登場します。
1~8小節を通じて、進行は「Ⅰ→Ⅳ→Ⅳ/Ⅴ→Ⅰ」を繰り返します。これは、トニックのⅠからサブドミナントのⅣを経て、ベースのみドミナントに進んでⅣ/Ⅴとなり、最後はⅠへ着地するカデンツです。
このうち、Ⅳ/Ⅴはベースにドミナントを持つため、Ⅳより強く、Ⅴよりは弱くトニックを導いています。また構成音で見れば、Ⅳ/Ⅴは暖かみがあり洗練された響きに感じるⅣadd9でもあります。
こうして、最後はⅣ/Ⅴから緩やかにトニックⅠへ着地し、コード進行が一区切り付きます。

まとめ

今回の進行では、コードがサブドミナントへ進み、それからサブドミナント終止によりⅠへ着地していました。その上で、ベースはドミナント終止を経てⅠへ着地しています。このようにコード部分ではドミナントが出現しないため、緊張感なしに展開感のみが継続しています。しかし、テンション・コードの洗練された響きがアクセントになり、メリハリはしっかりと生まれています。

The following two tabs change content below.
kdm

kdm

1987年東京都生まれ。夏は潮の香りで南国気分、青空が綺麗な千葉県在住。コードを愛でたいプログラマ/システムエンジニア/スクラムマスター/作曲家。10代の頃、趣味のゲーム/ゲーム音楽と、偶然触ったアコースティックギターがクロスオーバーし、作曲の面白さと奥深さに気付く。その後、想ったことや感じたことを音楽で表現することに興味を持ち、作曲の技法を学び始める。作曲のあまりのハードルの高さに何度も挫折したが、めげずに試行錯誤しながら作曲の技法を学び続けた。その結果、作曲をお願いされるようになり、作曲家の端くれに。本業も音楽も花開いたボロディンが憧れ。サイトを通じて、音楽に関して学んだこと、思ったことを共有したいです!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。