ギターでの3種の短調(自然的短音階、和声的短音階、旋律的短音階)の練習フレーズ

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短調には自然的短音階、和声的短音階、旋律的短音階の3種類があり、様々な場面で用いられてきました。これらを覚えておくとギターだけでなく様々な楽器での演奏の幅が広がります。そのため、ここではその3種の短音階を覚えるための練習フレーズを紹介していきます。

ナチュラル・マイナー・スケールの練習

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このフレーズは短調での基本となるAのナチュラル・マイナー・スケール(自然的短音階)です。このフレーズではスケールの1度である6弦5フレットのAから順に上昇し1弦のまで辿りついた後、同じように順に下降していきます。Aナチュラル・マイナー・スケールは同じ構成音であるCメジャー・スケールを6度から並べなおしたものでもあります。

ハーモニック・マイナー・スケールの練習

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次はAのハーモニック・マイナー・スケール(和声的短音階)を覚えるためのフレーズです。ナチュラル・マイナー・スケールと異なる点は7度が半音上がってることで、この変化がクラシカルな雰囲気を作り出しています。この7度の半音上げは速引きのフレーズに組み込まれてることが多々あります。

メロディック・マイナー・スケールの練習

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最後はAのメロディック・マイナー・スケール(旋律的短音階)を覚えるするための練習フレーズです。ハーモニック・マイナー・スケールは7度を半音上げたために6度とは増2度(3フレット)離れていましたが、これはメロディ上ではやや不自然な印象が残ります。これを改善するため、6度を半音上げた音階がメロディック・マイナー・スケールです。
音が下がっていく場合には自然的短音階が好まれますが、ここでは練習も兼ねて旋律的短音階のままにしてあります。旋律的短音階も速引きのギターソロ・フレーズに組み込まれることが多く、王道のスケールとなっています。
今回の3種の短調だけでなく多くのスケールを覚えることで、フレーズのバリエーションを豊かにすることができます。そういった積み重ねが演奏、作曲、DTMを楽しむ場合に非常に役立つはずです。

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kdm

kdm

1987年東京都生まれ。夏は潮の香りで南国気分、青空が綺麗な千葉県在住。コードを愛でたいプログラマ/システムエンジニア/スクラムマスター/作曲家。10代の頃、趣味のゲーム/ゲーム音楽と、偶然触ったアコースティックギターがクロスオーバーし、作曲の面白さと奥深さに気付く。その後、想ったことや感じたことを音楽で表現することに興味を持ち、作曲の技法を学び始める。作曲のあまりのハードルの高さに何度も挫折したが、めげずに試行錯誤しながら作曲の技法を学び続けた。その結果、作曲をお願いされるようになり、作曲家の端くれに。本業も音楽も花開いたボロディンが憧れ。サイトを通じて、音楽に関して学んだこと、思ったことを共有したいです!

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