持ち運びに優れた多機能な小型エレキギター・コンボアンプ(ROLAND・MICRO CUBE(RX)LINE6・Micro Spider)

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アンプやスピーカーは電気的に作動する様々な楽器の最終的なアウトプット部分ですが、使用するためには電源が必要です。そのため、電源が確保できない屋内外では電源を延長することになりますが、これにも限界はあります。そういった際に役立つのが、電池で駆動し持ち運びに特化したコンボアンプです。ここでは、携帯性に優れつつもストリート等の聴衆に対して十分な音量を確保できるアンプについて紹介していきます。
Roland Micro Cube Electric Guitar Amplifier

ROLAND・MICRO CUBE(RX)

ROLANDやBOSSで御馴染みのアンプモデリング技術COSMに加え、コーラス、フランジャー、フェイザー、トレモロの揺らし系のエフェクトとディレイ、リバーブという空間系のエフェクトを備えた高機能な小型アンプがROLAND・MICRO CUBEです。
MICRO CUBEはアルカリ乾電池6本で約20時間駆動し、側面のギター用ストラップ・ピンにストラップを装着すれば重さ3.3kgのアンプを楽に持ち運ぶことができます。また、本機はマイク用アンプとしても使用できるので、小規模な会場やストリートでの歌唱・様々な電子楽器の演奏に役立ちます。
Roland MICRO CUBE RX Amp Overview
ちなみに、MICRO CUBEは他の音源から信号を入力するためのAUX IN端子とデジタル音叉があり、レコーディング・アウト端子から音を別の機会に出力することも出来ます。そして防磁処理も施されているので自宅での練習や録音といった用途にも優れます。

小型、軽量な多機能アンプ、MICRO CUBE
ただ、エフェクトは揺らし系の中から1つ、空間系の中から1つしか選択できません。そのため、同系統のエフェクトを複数組み合わせることでユニークで強烈な音を作るといったことには向きません。また、同サイズのシンプルなアンプと比べると、MICRO CUBEは数倍の値段です。

小型、軽量でリズムガイドも搭載した多機能小型アンプ、MICRO CUBE(RX)
しかし、MICRO CUBEはモデリングされた様々な有名アンプの音を楽しめるだけでなく、様々な楽器やマイクのコンボアンプとしても活用できます。また、基本的なエフェクトを搭載していることを考えると、コストパフォーマンスに関しては非常に優れていると言えます。予算が許せば、イコライザやリズムガイド搭載でスピーカーも4発となった、ギターに必要なものがオールインワンの上位機種MICRO CUBE RXも悪くありません。
Micro Spiderの概要 | Line 6

LINE6・Micro Spider

アンプやエフェクターのモデリングで知られるLINE6が開発・製造した、携帯性に優れた3.2kgの小型コンボアンプがLINE6・Micro Spiderです。MICRO CUBEと比較すると、AUX IN端子内蔵は同じですが、こちらはチューナーを搭載し、ギターのインプットとマイク用の入力端子が別になっています。
また、Micro Spiderは4種類のSpider IIIから引き継がれたモデリングアンプに加え、フェーザー、コーラス/フランジャー、トレモロ、スウィープ・エコーとテープ・エコー、そしてリバーブのエフェクトを搭載しています。その他、アンプやエフェクトの設定を保存することも可能ですが、こちらは単三電池ではなく単二電池6本で駆動します。
Line 6 Micro Spider Backyard Jam1
そして、MICRO CUBE同様にMicro Spiderでは、揺らし系と空間系のエフェクトを同時にそれぞれ1つずつ使用することができます。ただ、こちらも同系統のエフェクトを同時に使用することは出来ません。こういった機能ばかりはマルチエフェクターやアンプシミュレーターの上位機種などでのみとなっているため、仕方がありません。

Micro Spiderの場合は細かな音作りができ、簡単な配線で楽器の演奏と歌唱を同じアンプで行うことが出来ます。また、こちらはプリアンプ機能であるディストーションブーストや、歪ませた際に発生しがちなノイズを低減するノイズゲートといったエフェクトも密かに搭載されています。そのため、より歪んだサウンドを重視するならば、こちらを選択することになるはずです。

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kdm

kdm

1987年東京都生まれ。夏は潮の香りで南国気分、青空が綺麗な千葉県在住。コードを愛でたいプログラマ/システムエンジニア/スクラムマスター/作曲家。10代の頃、趣味のゲーム/ゲーム音楽と、偶然触ったアコースティックギターがクロスオーバーし、作曲の面白さと奥深さに気付く。その後、想ったことや感じたことを音楽で表現することに興味を持ち、作曲の技法を学び始める。作曲のあまりのハードルの高さに何度も挫折したが、めげずに試行錯誤しながら作曲の技法を学び続けた。その結果、作曲をお願いされるようになり、作曲家の端くれに。本業も音楽も花開いたボロディンが憧れ。サイトを通じて、音楽に関して学んだこと、思ったことを共有したいです!

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