アコースティック、エレキギター用ハンガーを設置するための壁掛け網

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エレキギターをスタンドで保管する場合、最も恐れるべきはギターに何かをぶつけて傷を付けてしまうことです。そのため、スタンド自体はいくら省スペースでも、その周りに物を置くことはあまり推奨されません。そして、そういった理由からギタースタンドは物理的にも心理的にも部屋のスペースを圧迫します。

独自のホールド機能AGS(オートグラブシステム)が魅力のHERCULESギターハンガー
一方、エレキギターをハンガーで保管する場合は、ギターを壁に掛けるためスペースに関する問題はほとんどありません。ただ、持ち家であれば壁に穴を開けてハンガーを固定することも出来ますが、賃貸ではこれは不可能です。そういった際に役立つのが、床と天井を利用して固定するタイプのメタルラック・壁掛け網です。

メタルラックの壁掛け網

こういった壁掛け網は、上下のポールの長さを調節することで壁に金属製の頑丈な網をかけることが出来ます。そして、ポールの先端部分はゴム製であることがほとんどで、天井や床に傷が付きにくいようになっています。ただ、それでも心配な場合はフェルトや地震用のシートを貼ると傷が付きにくくなり、安定性もより増します。

安定性

そして、こういった壁掛け網で心配になるのは安定性ですが、これに関してはしっかりとポールの長さを調節し、床と天井の間にはめ込んでおけばおそらく問題はありません。しかし、賃貸の場合は天井を傷める可能性があるので、滑りにくい紙やシートを挟んでおきたいところです。

耐震用シート
ちなみに、私の場合は、同じタイプの壁掛け網にHERCULESギターハンガーを設置し、レスポールタイプの重いギターと軽量なエレクトリック・アコースティック・ギターを掛けています。更に、何本かのシールドを掛け、支柱の手前にアンプと台、エフェクターを設置しています。
HERCULES Guitar Stand GS432B
HERCULESのAGS(オートグラブシステム)
そして、この状態で東日本大震災による震度5の地震を受けましたが、網はややずれた程度に収まり、全て無事に済みました。それでも、次も確実に耐えられるとは限りませんので、現在は支柱の前に置く物を増やし、網が外れても倒れないようにはしてあります。
また、網とギターが接触して傷を付けてしまうこともあるかもしれませんが、網にタオルやクッションを掛けておけば、こちらも問題はありません。ただ、実際にポールを利用するタイプの壁掛け網を使用する場合には、重量制限以上に物を掛けないよう注意が必要です。

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