ギター、アンプ、エフェクターの電源供給を助ける充電式9V乾電池

4分で読めます。

エレキギターはピックアップから出力された信号をアンプ等で増幅することで、初めてギターとして成立する楽器です。しかし、特定のピックアップやエフェクター、アンプは電源の供給が不可欠で、これらは乾電池やACアダプタで電源を供給しないと使用することができません。

9V乾電池

エレキギターの世界では、乾電池の中でもとりわけ9V乾電池がスタンダードな存在となっています。この9V乾電池を使用すれば、屋内外や発電所からの電気があるかどうかを問わず、楽器とその周辺機器を駆動させることができます。また、電源由来のノイズに困ることもありません。しかし、9V乾電池は基本的に使い捨てで、継続して使用していくとその費用はばかになりません。

ACアダプタ

その一方で、ACアダプタはコンセントがある場所に限定されますが、何度でも使用ができるので、コストはアダプタ代とほんの少しの電気料金だけです。ただ、ACアダプタ経由だと、電源や施設の利用状況によってはノイズが乗ることもあり、これは音を歪ませるエレキギターにとっては特に由々しき問題です。

充電式9V乾電池

こういった際に役立つのが、近年発売されている充電式の9V乾電池です。この充電式の9V乾電池には、9V乾電池をそのままの形で充電式にしたものと、楽器用に開発された9Vの電圧を供給し続けることができる充電式電源ユニットの2種類があります。

これらの使い方は非常に単純で、乾電池型の9V充電式乾電池はこれまでと同じように使用でき、電池の残量がなくなってきたらケースに入れてコンセントに差すだけで充電されます。また、9Vの充電式電源ユニットも同様にアダプタでコンセントと接続するだけで充電されます。
ただ、これら充電式乾電池は使い捨ての9V乾電池と比べると高価です。しかし、再利用が可能なので元を取ることは簡単で、環境にも懐にも優しいのが大きなメリットです。

9V充電式電源ユニット(SANYO eneloop music booster)

更に、楽器用に開発された電源ユニットの場合に第一に優れているのは、一般的な9V乾電池に比べてはるかに容量が多いことです。揺らし系や空間系、またはデジタル回路のエフェクターは特に電池の消費が激しいので、多くの場合アダプタでの使用が推奨されています。しかし、こういった大容量のユニットを使用すれば、そういった問題を気にせずにエフェクトを使用することができます。
そして、電池残量が減ることで電圧が降下しないという機能も充電式電源ユニットの長所の1つです。電圧の降下はエフェクターの音色を変化させるだけでなく、デジタルな回路を持つものでは動作が不安定になることもあります。こういった問題は起きてからでは遅いので、事前に対策することが肝心です。

電源供給の選択肢

エレキギターの場合、ギター自身や弦、エフェクターといったものにお金がかかります。その中で、電源の供給に関しては劣化しにくいACアダプタがコストの面では最良の選択肢です。一方、充電式の9V乾電池は演奏の場所を選ぶ必要がなく、電源由来のノイズに惑わされることがないという強みがあります。用途に合わせてこれらを使い分けていけば、長期的に見るとかなりの額の出費を抑えることができます。

The following two tabs change content below.
kdm

kdm

1987年東京都生まれ。夏は潮の香りで南国気分、青空が綺麗な千葉県在住。コードを愛でたいプログラマ/システムエンジニア/スクラムマスター/作曲家。10代の頃、趣味のゲーム/ゲーム音楽と、偶然触ったアコースティックギターがクロスオーバーし、作曲の面白さと奥深さに気付く。その後、想ったことや感じたことを音楽で表現することに興味を持ち、作曲の技法を学び始める。作曲のあまりのハードルの高さに何度も挫折したが、めげずに試行錯誤しながら作曲の技法を学び続けた。その結果、作曲をお願いされるようになり、作曲家の端くれに。本業も音楽も花開いたボロディンが憧れ。サイトを通じて、音楽に関して学んだこと、思ったことを共有したいです!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。