エレキギターの最初のセットアップ

6分で読めます。

楽器店や通信販売で購入したエレキギターを自宅に持ち込んだら、まずは行うべきことがあります。ここでは、そういった一番最初のセットアップについて簡単に説明していきます。

Electric_guitars.jpg

エレキギター
作者 Andrew Alder

状態・付属品のチェック

まずは、購入したギターに異常がないかを確認します。もしギターに不自然な傷が付いていたり、付属品が足りないといった問題があった場合は、なるべく早いうちに購入店に連絡し、対応してもらうようにします。
ただ、そういった問題点があったために値引きされていたりするギターもあります。そのため、購入時には値札や説明書きをしっかりとチェックしておき、気になることがあったら恥ずかしがらずに何でも尋ねておいたほうが良いと思います。

アンプで音が出るかのチェック

VOXの安価でコンパクトなギターアンプ Pathfinder 10
外装には全く問題がなくても、もしかしたら内部の配線に何かしらの問題を抱えていることもあるかもしれません。そのため、ギターとアンプを繋げて音が出るかどうか確認します。

アンプの電源をいれる際の注意点

自宅で使用するような小型のアンプではあまり問題にはなりませんが、ギターとアンプを接続する場合には守ったほうが良い手順と注意点があります。ここでは、これらの一般的な接続手順について説明します。
まず、ギターとアンプを接続する前に、アンプの電源がオフであることを確認し、それからアンプのボリュームを0にします。ギターアンプはギターから送られてくる信号の入力量を決めるインプットと、アンプから出力する信号量を決めるボリュームを別々に操作できることが多く、その場合は両方を0にした方が安全です。
それから、ギターとアンプをシールドでつなげ、アンプの電源を入れます。そして最後に、アンプのボリュームを少しずつ上げていきます。アンプの電源を落とす場合も同様で、アンプの2つのボリュームを下げてからオフにし、シールドを抜きます。

JC-120UT.jpg

出力120WのJC-120
作者 Roland Musikvertrieb Deutschland
大型のアンプの場合、小型のアンプでは問題にならないプラグ操作でのノイズが原因でスピーカーが壊れてしまうことがあります。こうなってしまうととても大変なことになるので、できれば普段のアンプでもこの習慣は守るようにしておいたほうが安全です。
大切なことは、電源を入れた状態でアンプの入力端子に挿さっているシールドを抜き差ししないということです。これだけ覚えておけばアンプの事故はかなり防げます。

弦のチェックとチューニング

ギターの弦が錆びて変色していたり不自然にザラザラして汚れていた場合は、弦の交換が必要かもしれません。とはいっても、購入した直後の弦が汚れていることはあまりなく、弦の交換でつまずいてしまうこともあるので確認するだけでも十分です。

Coiled_strings.JPG

ギターの弦
作者 Just plain Bill
弦のチェックが終わったら、チューナーや音叉を用いてチューニングを行います。音叉を用いてチューニングできるようになるのが理想的ですが、まずはチューナーを用いて音を覚えていくことが大切です。

セットアップ完了

これでエレキギターのセットアップは終了です。このままギターを弾いて練習してみてもよいですし、自分のギターと練習したい楽曲のギターの音の違いを聴いてみても良いと思います。
また、ギターにスイッチやピックアップセレクター、ツマミ等が付いていれば、これらを操作することで音が変わります。更に、アンプの入力のボリュームを上げていくと音が歪むこともあります。

Telecasterpickups.JPG

テレキャスターの2つのピックアップとセレクター
作者 fitm
その他、アンプにエフェクターの機能が備わっているならば、これらを操作することでエフェクトの効果が分かります。種類としては、音を歪ませるためのオーバードライブやリバーブのエフェクトが備わっていることが多いようです。

使用後の手入れと保管

エレキギターの弦は錆びますが、これは手の汗や脂が原因です。そのため、使用後はクロスでまめに弦を拭いておくと弦が錆びずに長持ちします。長い目で見ると弦代も安くはないので、こういった細かなメンテナンスも大切です。

ギターの湿度管理に役立つギター用ハードケース
また、ギターは木材や金属で構成されているため、湿度の変化や直射日光の影響を強く受けます。そのため、使用後はケースの中に入れたり、日が当たらず50%ぐらいの湿度の場所にギタースタンドを立て、ギターを置いておくと安全です。

その後

2回目以降でも、ギターの簡単なチェックは行うようにします。こうしておくことで、ギターに問題が生じてもすぐに購入店に連絡することができます。また、ギターはチューニングが狂いやすい楽器なので、使用する際は毎回チューニングします。ちなみに、使用中や使用後にチューニングをしてみると、どれくらいそのギターがチューニングに狂いが生じやすいかが分かります。

The following two tabs change content below.
kdm

kdm

1987年東京都生まれ。夏は潮の香りで南国気分、青空が綺麗な千葉県在住。コードを愛でたいプログラマ/システムエンジニア/スクラムマスター/作曲家。10代の頃、趣味のゲーム/ゲーム音楽と、偶然触ったアコースティックギターがクロスオーバーし、作曲の面白さと奥深さに気付く。その後、想ったことや感じたことを音楽で表現することに興味を持ち、作曲の技法を学び始める。作曲のあまりのハードルの高さに何度も挫折したが、めげずに試行錯誤しながら作曲の技法を学び続けた。その結果、作曲をお願いされるようになり、作曲家の端くれに。本業も音楽も花開いたボロディンが憧れ。サイトを通じて、音楽に関して学んだこと、思ったことを共有したいです!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。