レコーディングを助けるUSBオーディオ・インターフェイス搭載ミキサー(BEHRINGER XENYX USBシリーズ)

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エレキギターやエレキベース、シンセサイザーや音源モジュールの音をMTRやDAWでレコーディングする際、その都度それぞれのケーブルを抜き差しするのは端子も劣化しますし、手間もかかります。そういった場合はこれらをミキサーに繋げて一括で管理するようにすると、ツマミの操作だけで音量や定位を簡単に調節することができるようになります。

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様々な端子とツマミを備えている16chミキサー
作者 Rodrigo César
また、ミキサーはファンタム電源の供給が可能なモデルがほとんどで、これはコンデンサー・マイクの使用に必要不可欠です。その上、ミキサーの中にはマイクプリアンプを内蔵しているものも多く、これらはダイナミック・マイクの使用をも手助けしてくれます。そのため、ミキサーはマイクと最も相性が良いレコーディング機器の1つとも言えるかもしれません。
更に、現代ではDAWとの親和性が高いUSB端子搭載ミキサーも数多く登場してきており、これらはUSBオーディオ・インターフェイスとして機能します。そのため、こういった様々な機能を備えているミキサーは小規模なライブだけでなく、楽器のレコーディングでも役立ってくれるというわけです。そこで、ここでは個人用や小規模な会場用としても使える、利便性の高いミキサーについて紹介していきます。
New BEHRINGER XENYX USB Mixers

BEHRINGER XENYX USBシリーズ

様々な音響機器やデジタル楽器用品の価格破壊を起こしてきた、BEHRINGERのUSB端子搭載ミキサーがXENYX USBシリーズです。XENYX USBシリーズはインプットのch数等の違いによりいくつか種類があります。ただ、これらは共通してモノラルのXLR端子とフォン端子、ミキサーをオーディオ・インターフェイスにするためのUSB端子、イコライザやコンプレッサーといったエフェクトを備えています。
また、本シリーズはスピーカー用のフォンやピン端子、ヘッドフォン用のフォン端子といったミキサーとして標準的な端子も備えています。そのため、ミキサーに楽器だけでなくテレビや録画用のレコーダーを接続すると、音響機器の入出力を一括で管理することも可能となります。

イコライザと様々なエフェクターを搭載している12chミキサー
また、上位機種には入力したソースにエフェクトを掛け、ミキサーに戻すためのラインループ用の端子などもあります。これらの端子とオーディオ・インターフェイスを駆使すれば、様々なハードウェアのエフェクトとDAWをストレス無く連携させることもある程度は可能です。ただし、その分ケーブルの配線が複雑になり、ケーブルの数自体も多く必要になってきます。
XENYX XL3200 Premium 32-Input 4-Bus Live Mixer with XENYX Mic Preamps and British EQs

BEHRINGER XENYXシリーズ

こちらも同じくBEHRINGERのXENYXシリーズではありますが、USB端子を搭載していない分だけ安価なのが特徴となっています。既に他のオーディオインターフェイスや高音質なサウンドカードを使用している場合は、こちらの方が導入が簡単です。なぜなら、何も考えずにミキサーから出力した信号を既存のオーディオ・インターフェイスの入力端子に渡すだけで、セットアップが完了するからです。
USBオーディオ・インターフェイスを所有していない場合、オーディオ・インターフェイスとミキサーを購入するか、XENYX USBシリーズといったオーディオ・インターフェイス付きのミキサーを購入するかは迷うところです。例えば、XENYX USBシリーズを購入すれば、オーディオ・インターフェイスを別に購入する必要がないのでその分だけ安く済みます。

10chで3バンドイコライザ付きミキサー
しかし、高性能なオーディオ・インターフェイスは扱える周波数帯の上限が高く、より現実に近い192kHzまで対応しているものもあります。また、後々高性能なオーディオ・インターフェイスを購入する場合、XENYX USBシリーズのオーディオ・インターフェイス機能をそれまでの繋ぎとするという考え方もあります。DTMの機材はどれも高価なので、目的に沿った機材の選択を心がけたいところです。

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kdm

kdm

1987年東京都生まれ。夏は潮の香りで南国気分、青空が綺麗な千葉県在住。コードを愛でたいプログラマ/システムエンジニア/スクラムマスター/作曲家。10代の頃、趣味のゲーム/ゲーム音楽と、偶然触ったアコースティックギターがクロスオーバーし、作曲の面白さと奥深さに気付く。その後、想ったことや感じたことを音楽で表現することに興味を持ち、作曲の技法を学び始める。作曲のあまりのハードルの高さに何度も挫折したが、めげずに試行錯誤しながら作曲の技法を学び続けた。その結果、作曲をお願いされるようになり、作曲家の端くれに。本業も音楽も花開いたボロディンが憧れ。サイトを通じて、音楽に関して学んだこと、思ったことを共有したいです!

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