ガロ/学生街の喫茶店のAメロでも採用されているコード進行のパターンと分析

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コード進行

Dm Gm | Dm A7 | Dm Gm | Dm A7 Dm |
Dm Gm | Dm A7 | Dm Gm | Dm A7 Dm |

ディグリーネーム

Ⅰm Ⅳm | Ⅰm Ⅴ7 | Ⅰm Ⅳm | Ⅰm Ⅴ7 Ⅰm |
Ⅰm Ⅳm | Ⅰm Ⅴ7 | Ⅰm Ⅳm | Ⅰm Ⅴ7 Ⅰm |

機能

T SD | T D | T SD | T D T |
T SD | T D | T SD | T D T |

分析

今回はDの短調を主調とした、主要和音のみで構成される暗いムードの漂うコード進行です。全体的な特徴として、各小節では必ずトニックから始まり、後半でサブドミナントあるいはドミナントに進みます。
そして、奇数小節ではサブドミナント終止、偶数小節ではドミナント終止が成立しています。その結果、1小節おきに終止感が、2小節おきに強さの異なる終止感が発生し、これが全体にリズムを与えています。

まとめ

今回のコード進行は、主要和音のみという非常にシンプルな構成となっていました。しかし、サブドミナントとドミナントの使い分けやコードチェンジの回数を上手く操り、リズム感を生み出しています。
シンプルなコード進行ではこういったコードチェンジのリズム感が際立ちます。しかし、複雑なコード進行においてもこのテクニックは大いに役立つので、常に意識しておきたいところです。

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