スマートフォンをLINE6・PODへと変えるMobile In

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スマートフォンの普及に伴い、エフェクターやアンプとなってエレキギターの演奏を助けるアプリの開発が進んでいます。ここでは、そういったスマートフォン用のマルチエフェクター、アンプ・シミュレーターを紹介していきます。
Mobile In & Mobile POD プレビュー | Line 6

LINE6・Mobile In

iPhoneやiPadを定番のアンプ・シミュレーター、PODへと変えるスマートフォン用オーディオインターフェースがLINE6・Mobile Inです。本機はギター用の入力端子を備えているだけでなく、今や定番のアンプシミュレーターとなったPOD 2.0やPocket PODと同等の機能を持つ、Mobile PODのアクティベーションにも使用されます。
line6 mobile in + mobile POD.mpg
Mobile Inは、高品質・高性能なオーディオ入力回路やデジタル・コンバーターを搭載しており、音のレンジや解像度、ノイズ低減に優れます。また、iTunesやライン入力を駆使すれば、様々な楽曲、伴奏と共にギターを演奏することが可能です。ちなみに、CoreAudioを介することで、iPad用のGarageBandを始めとした様々なアプリとMobile Inを組み合わせることもできるようです。
Cross Road
そして、Mobile PODは16種類のエフェクトと32種類のアンプ、16 種類のキャビネットと2種類のマイクといった、多くのモデリングアンプとエフェクターを収録しています。その音質や性能は折り紙付きで、もしセッティングに困ってしまったら、アプリを利用することで先人たちが残した様々なプリセットを使用することができます。ちなみに、Mobile PODは他のアンプ・シミュレーターのアプリ同様にチューナーも内蔵しています。

Mobile Inは8000円前後で、他のスマートフォン用ギター向けインターフェースと比べるとやや高価です。しかし、アンプやエフェクトの音質については確かな実績があり、最初から多くの機能を備えていることを考えれば、Mobile Inはエフェクターとしてはむしろ安価な部類に入ります。Mobile Inは、配線やノイズを気にしなくて済むシンプルなギター環境や、より優れた音質も求めるギタリストに最適です。

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