ギターとダイアトニック・コード

3分で読めます。

ピアノやギターでコードを演奏する場合、同じ名前のコードでも押さえ方に種類があり、それぞれ響きが異なってきます。そのため、最終的には様々な押さえ方を覚えていくべきですが、ギターの場合は1つの押さえ方を覚え、変形させていくことで様々なコードを楽に覚えていくことができます。ここでは、その簡単な方法を記していきますので、覚えるコードは2つだけです。

コードの作り方1では、Cのコードで説明していきます。この4つのコードを見ていると、2弦がCをMajorかMinorか決め、3弦が4和音の4つ目の構成音に関係していることに気が付きます。そして、このCの押さえ方は全ての弦を押さえる「バレー・コード」でもあるので、横にずらしていくことでBやD、Eのコードに変えていくことができます。
コードの作り方2では、Cとは少し形が異なるFのコードで説明していきます。こちらも原則的には同様で、3弦がFをMajorかMinorか決め、4弦が4和音の4つ目の構成音に関係していることに気が付きます。そして同様に全ての弦を押さえる「バレー・コード」でもあるので、横にずらしていくことでGやAのコードに変えていくことができます。
簡易版ダイアトニック・コードを選んでみて下さい。これらを組み合わせるとダイアトニック・コードのほとんどを網羅することができます。Bm-5はあまり用いられないコードなので後回しにしてもいいかと思います。また、よくよく見てみるとCのコードはFのコードの押さえる場所を上にずらした形とほとんど同じです(2弦が1フレットずれます)。
もう少し気をつけてみてみると、Gのポジションを上にずらすとCになり、これはドミナント・コードとトニック・コードの関係であることが分かります。ちなみにCをもう1つ上にずらし、5弦と6弦をミュートしてフレットを若い番号の方にずらしていくとDのコードが出来上がります。
これらはCの長調あるいはAの短調におけるダイアトニック・コードですが、2フレットずらせばDの長調、Bの短調のダイアトニックコードになります。これを覚えておけば大体の調に対応できるようになるはずです。
ギターのコードはパズルのようなもので、1つを覚えることで様々な応用が利きます。今回は特に重要な2つの押さえ方を紹介しましたので是非覚えてみてください。耳コピがいくらか楽に出来るようになるはずです。

The following two tabs change content below.
kdm

kdm

1987年東京都生まれ。夏は潮の香りで南国気分、青空が綺麗な千葉県在住。コードを愛でたいプログラマ/システムエンジニア/スクラムマスター/作曲家。10代の頃、趣味のゲーム/ゲーム音楽と、偶然触ったアコースティックギターがクロスオーバーし、作曲の面白さと奥深さに気付く。その後、想ったことや感じたことを音楽で表現することに興味を持ち、作曲の技法を学び始める。作曲のあまりのハードルの高さに何度も挫折したが、めげずに試行錯誤しながら作曲の技法を学び続けた。その結果、作曲をお願いされるようになり、作曲家の端くれに。本業も音楽も花開いたボロディンが憧れ。サイトを通じて、音楽に関して学んだこと、思ったことを共有したいです!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。